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専任媒介・専属専任媒介・一般媒介の違いをやさしく解説!どれを選ぶのが正解?

  • 執筆者の写真: 村松 R1ネクスト
    村松 R1ネクスト
  • 10月16日
  • 読了時間: 3分

はじめに:不動産会社との契約、どれがいいの?

不動産を売るとき、必ず不動産会社と「媒介契約(ばいかいけいやく)」を結びます。

この契約の種類によって、どんな会社に頼めるのか・どれくらい報告してもらえるのかが変わってくるんです。

代表的なのがこの3つ

  • 一般媒介契約

  • 専任媒介契約

  • 専属専任媒介契約

名前が似ていてややこしいですが、この記事を読めば「どれを選ぶべきか」が一目でわかります!


まず「媒介契約」ってなに?

「媒介契約」とは、不動産を売りたい人が、不動産会社に「買主を探してほしい」と依頼する約束のこと。

つまり、

あなた(売主)と不動産会社の“ルールブック”のようなもの。

この契約内容によって、・どこまで他社に頼めるのか・どれくらいの頻度で報告してもらえるかが変わってきます。



3つの媒介契約の違いを一覧で比較!

契約の種類

他社への依頼

自分で見つけた買主との契約

レインズ

登録義務

業務報告義務

契約期間

一般媒介

複数の会社に依頼OK

OK

任意(登録しなくてもOK)

義務なし(任意)

3か月以内(更新可)

専任媒介

1社だけに依頼

OK

登録義務あり(7日以内)

2週間に1回以上報告

3か月以内(更新可)

専属専任媒介

1社だけに依頼

NG(必ずその会社経由)

登録義務あり(5日以内)

1週間に1回以上報告

3か月以内(更新可)


レインズについての記事はこちら

それぞれの特徴をもう少し詳しく!

一般媒介契約

  • いくつもの不動産会社に同時に依頼できる。

  • 競争が生まれやすく、売却スピードが上がることも。

  • ただし、各社が「本気で動きにくい」デメリットも。

✅おすすめ:広く声をかけたい人向け❌注意:管理・連絡がバラバラになりやすい

専任媒介契約

  • 1社のみに依頼。

  • 他社に頼めない代わりに、担当会社がしっかり動いてくれる。

  • レインズ(不動産流通標準情報システムへの登録が義務。

  • 自分で見つけた買主と直接契約してもOK。

  • 2週間に1回以上の進捗報告義務がある。

✅おすすめ:信頼できる会社・担当者に任せたい人⚠️注意:依頼先を慎重に選ぶ必要あり

専属専任媒介契約

  • 1社にしか頼めず、自分で買主を見つけても必ずその会社を通す必要がある。

  • そのぶん、会社の責任・営業力がもっとも強い。

  • レインズ(不動産流通標準情報システムへの登録が義務。

  • 1週間に1回以上、進捗を報告する義務がある。

✅おすすめ:最短で確実に売りたい人⚠️注意:自由度は低いが、管理と動きは最も手厚い

どの契約が一番得なの?

目的によって変わります👇

目的

向いている契約

できるだけ早く売りたい

専任 or 専属専任媒介

いろんな会社で勝負したい

一般媒介

信頼できる1社にじっくり任せたい

専任媒介

不動産会社としっかり連携して動きたい

専属専任媒介

まとめ:信頼できるパートナー選びがいちばん大事

媒介契約は「どの会社に、どんな動きをしてもらうか」を決める大事な約束です。どの契約にもメリット・デメリットがありますが、大切なのは自分の目的に合った契約を選ぶこと

安さ・スピード・安心感、どれを重視するかで正解は変わります。

もし迷ったら、「まずは株式会社R1ネクストに相談して、自分に合う契約を一緒に考えてもらう」というのもおすすめです。


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