仲介手数料とは?いくら払うの?知らないと損する仕組みをやさしく解説
- 村松 R1ネクスト
- 10月16日
- 読了時間: 3分
はじめに:なんでこんなにお金がかかるの?
不動産の売買や賃貸で「仲介手数料」という言葉、よく聞きますよね。でも、「いくら払うの?」「何に対しての手数料なの?」と疑問に思う方も多いはず。
実はこの仲介手数料、法律で上限が決められているんです。
この記事では、不動産初心者でもわかるように「仲介手数料の仕組み」「上限金額」「トラブル例」などをやさしく解説します。
仲介手数料とは?
仲介手数料とは、不動産会社が物件を紹介・契約までサポートしたことに対して支払う成功報酬のこと。
つまり、「お客様の代わりに契約をまとめてくれたお礼」と考えるとイメージしやすいです。
仲介手数料の上限は法律で決まっている!
「宅地建物取引業法」という法律によって、不動産会社が請求できる仲介手数料の上限は明確に決められています。
▪️売買の場合(売主・買主それぞれ)
取引金額が400万円を超える場合 ⇒ 上限:売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税
▪️賃貸の場合(貸主・借主から0.5ヶ月分もしくは、どちらかから1ヶ月分)
上限:家賃1か月分 + 消費税
つまり、月10万円の部屋なら最大で「11万円(税別)」が上限になります。
実際の金額シミュレーション
例:3,000万円の中古マンションを購入する場合
→ 3,000万円 × 3% + 6万円 = 96万円(税別)→ 税込みで約105.6万円が上限になります。
思ったより大きい金額ですよね。だからこそ、「本当にその額が妥当なのか?」を理解しておくことが大切です。
手数料を抑える方法はある?〜半額不動産という選択〜
その代表的な仕組みが、広告費をかけずに手数料を抑える『半額不動産』のスタイルです。
通常の不動産会社は、スーモやホームズなどのポータルサイトに広告を出すために多額の掲載費を支払っています。その広告費を回収するために、仲介手数料を上限いっぱい(家賃1か月分)で設定していることが多いんです。
でも、半額不動産ではここを逆転の発想で考えています。
広告費を出さない代わりに、仲介手数料を最大半額にしてお客様に還元する。つまり、「不動産会社が得をする」ではなく「お客様がお得になる」仕組みです。
もちろん、扱う物件は他社サイトで見つけたものでOK。「気になる物件を送るだけ」で、最大半額で契約できる可能性があるのが特徴です。
たとえば
月10万円の賃貸を借りる場合、通常の仲介手数料は👉 10万円 + 税 = 11万円。
半額不動産を利用すると👉 5万円 + 税 = 5.5万円。
たった1回の契約で、5万円以上も節約できる計算です。
この5万円を引っ越し費用に充てるもよし、新しい家電に充てるもよし!
仕組みの透明性がポイント
半額不動産は「安い=怪しい」ではありません。すべて宅地建物取引業法の範囲内で行われる正規の取引です。広告費を削減した分を価格に反映しているだけなので、むしろ無駄のない、合理的な仕組みといえます。

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